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「普通」からの離脱と復帰。うつ病再発で見失った私が再び歩き出すまで
【過去】15年のキャリア突然訪れた「足踏み」の時間
アスラに通所しているMです。
新卒で働き始めてから約15年。私は転職を経験しながらも、一貫してオフィスワークの道を歩んできました。
PC作業はもちろん、複数人で行う「二次チェック」などの確認作業が得意で、細かい間違いや違和感に気づく力は、職場でも高く評価していただいていました。
しかし2023年、過去に患ったうつ病が再発。

仕事や対人コミュニケーションを継続することが困難になり、第一線から離れることになりました。
2年間の休職と自宅療養。暗闇の中にいたような私が、次の一歩として出会ったのが、現在通っている「アスラ」でした。
【転機】「できなきゃ」という焦りを溶かした三島さんの言葉

2025年8月、私はアスラへの通所を開始し、「働くこと」への復帰を目指し始めました。
最初は体調も不安定で、毎日決まった時間に出勤することさえままならない状態です。
当時の私は、今の自分に何ができるのかも分からないまま、「早く戻らなきゃ」「できなきゃダメだ」と、焦りばかりを募らせていたように思います。

そんな私の心を軽くしてくれたのは、サービス管理責任者の三島さんからの一言でした。
「焦らずゆっくりいきましょう」
その言葉に触れたとき、自分の中で何かが変わりました。
無理に社会のペースに合わせようとするのではなく、今の自分の歩幅を認めてもいいんだ、と思えたのです。
【発見】箱詰め作業のなかに見つけた「自分の強み」

実際の作業では、箱の組み立てや封入といった基礎からスタートし、少しずつ「検品(二次チェック)」の工程も任せてもらえるようになりました。
検品作業に集中しているとき、ふと気づいたことがあります。

「あ、これ、私が昔から得意だった作業だ!」
正確さが求められる検品は、かつてオフィスワークで評価されていた私の特性と、見事に合致していました。
単純な作業に思えるかもしれませんが、自分の「得意」が誰かの役に立っていると感じられる時間は、私にとって何よりの喜びです。
【未来】今の歩幅でもう一度「働く」と向き合う
正直に言えば、今もまだ「完璧にこなせている」とは言えません。体調に波がある日もあります。

けれど、自分の特性とアスラでの作業の相性が良いと気づけてから、気持ちが驚くほど前向きになりました。
少しずつ、でも確実に、生活は安定し始めています。

今、私は「一般就労」という目標に向かって、再び道を歩き出しました。もう、無理に走る必要はありません。
自分の足音を確かめながら、一歩ずつ、止まらずに進んでいこうと思っています。
職員からの一言
この記事は、現在アスラに通所されているMさんに書いていただいた文章を元に制作しました。自分の強みを生かせる喜びを発見できることってとても素晴らしいことだなと感じました。前の記事でも紹介したNさんも同じように、とても前向きにアスラを利用いただいています。無理をせず、今後の成長も楽しみなMさんです。
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